苦難の連続パキスタン旅行記1回目【第1章 苦難の飛行機編】〜猛烈な体調不良と凍てつく大地を添えて〜

時は少し経ち、渡航する直前である12/21,22で東京でイベントに出動。

束の間の休日を楽しんだ後、急いで22の夜に新幹線で帰宅。

23日の夕方から急いで荷物作りをして(ADHD)、24日朝8時のフライト備えた。

寝過ごして飛行機をジャーするのはあまりに滑稽、漢なら黙って前乗り空港泊一択!!

ということで深夜終電で関空にピットイン、チェックインが始まる5時までクソ硬椅子で仮眠をとるのであった…

体調に異変が起きたのは深夜3時。

iPhone搭載の嫌悪度90%以上(弊社調べ)社畜御用達アラーム「ラジアル」がワイの耳を劈く。

目覚めた瞬間身体に感じるは、いつもと違う体調。

悪寒がする。

これは非常にまずいですよ!

体が警鐘を鳴らしていた。

体温計はないけど絶対に熱がある…

そういえばツイッタランドの弊フォロワーや前日の東京でのイベントに参加したニキネキたちが軒並み体調を壊していたことを思い出す。

まさかこれは…

だがあと2時間でチェックイン開始。

迷惑もかかるし普段ならやむなくキャンセルも検討に入れるところだが、、、

今回ばかりは強行突破するしかない、御免!

ということでマスクを急遽課金。

最大限の配慮はしてチェックイン…

チェックインカウンターで告げられるは、イスラマバードへ行くにはビザのコピーが必要なようで電子PDFじゃダメらしい。

ひとまずコピー機に直行、しかもコピーをしに行ってからもう一回チェックインカウンターに並ばないといけないらしい。

体調激悪なのにそりゃないぜマム、、、

関節痛らしきものが出てきた重い体を引き摺りながらコピーをすませ、クソ長チェックインカウンターを再度1時間かけて突破。

広州へ向かう便になんとか乗り込んで、無事に飛行機はテイクオフ。

じゃあな日本、でっかくなって帰ってくるぜ!

…動悸が止まらない。

これは武者震い、決して体調不良などのせいではないのだ。

…たぶん。

関空から広州までは約5時間。

フライト中爆睡できるかと思ったのは束の間、出てきたのは機内食。

炒麺とヨーグルトが冷えた体に染み渡る。

中国南方航空前評判は悪かったのにやるじゃない。

だが俺は今体調がクソ悪いんだ頼む寝かせてくれ…!!

とは思ったもののうまそうだったので、機内食は頑張って食べてまた仮眠。

広州まではなんとかこれで持ち堪えた。

さて広州からウルムチまでのトランジットの時間はわずか2時間45分。

その間にトランジットの手続きを済ませないといけないのだがこの時に限ってトランジットカウンター激混み。

時間に余裕があるように思うかもしれないが、慣れない空港でのこの時間のなさは結構まずいのだ。

しかもすげぇ体調不良のデバフがかかってる状態ならなおのこと。

やっとの思いでイミグレカウンターに到着したら、「お前、並ぶカウンター間違えてるで(無慈悲)」の一言。

なんと入国カウンターとトランジットカウンターをミスって並び直し。

1時間も並んだのに…😭😭😭

しかもクソ体調が悪い上に広州の空港デカすぎて移動距離が。。。

さらに運の悪いことに、いつもはやってない(らしい)検疫カウンターに連れてかれたのである。

コロナ後の影響がまだあるらしい。

…あれ、今ワイ体調激悪だし熱あるよね?

これ引っ掛かったら最悪強制的に日本に戻されるのでは…?

インフルエンザとか検出されようものならその時点で THE END では??

…旅が始まる前に終了するという最悪のエンドロールが頭をよぎった。

だが結果はシロ。

そのままゴーサインが出た。

耐えた…!!

何の検疫やったんや。

ほんまに悪運が強い。

心臓が爆発しそうや(色んな意味で)

しかしフライトまでこの時点で残り1時間ほど。

とにかく時間がない。

満身創痍の体を引き摺り急いでトランジットカウンターを超え、クソ広い構内を移動して乗り場に着いた頃にはなんと出発15分前。

出発自体が30分遅れたのでちょうど搭乗が始まったタイミングだったが、これ定時運行だったら締め切られてたのでは…??

ほんま運がいいのか悪いのか。。。

という感じでなんやかんやでウルムチ行きへの飛行機にのることができたのであった。

広州からウルムチまでは約5時間半。

そして行き着く先はありえないほどの極寒の大地。

ぼく、しんじゃうよ…?

この時ほどクーラードリンクが欲しいと思ったことはない。

そしてここにきて、慣れない空港でのトランジット、イレギュラー、時間制限などの極度のストレスが重なって体調がさらに悪化。

爆睡キメようと思ってた機内でまたしても機内食が出て起こされたため、とりあえず急いで食って仮眠仮眠仮眠。

とにかく寝ないと死んじゃうのだ。

そしてとうとう21時くらい、ウルムチ空港上空に。

機内アナウンスで現地の気温は ー20℃とのこと。

ワイの見てた予報よりさらに下がっとるやんけ。。。

終わった。

吹雪で向こうさんサイド霞んでまっせ、、、

体調はこの上なくボロボロ、可及速やかに中国南方航空が無銭で提供してくれるらしいホテルに向かいたひ。。。

そんなこんなでウルムチ空港に降り立ち、さらにトラブル発生。

無銭ホテル受付カウンターどこ…??

ないんやけど??

スタッフに聞こうにも久々の英語と体調不良で頭回らずで思ったように伝えられん。

しかも大体のスタッフが英語を理解できない始末。

しかもしかもWi-Fiは中国の電話番号がないと使えない。

さらに悪いことに、Wi-Fi通っても金盾(グレートファイアウォール)もあるから入れてる翻訳アプリ使えない。

なんやこの詰み方は。

これで泊まれずに空港の外に放り出されたらマジで人生のフィナーレを異国の地で迎えてしまう。

おぉ…アッラーよ、最期に俺に力を貸してくれ……

もうめっっっっっちゃごねた。

「頼む、ホテルに泊まらせてくれ、体調悪くてマジで動ける気力も体力もないねん!!!!!」

ここであかんかったらほんまにしにますたのむたのむたのむ。

夏終わりに地面にのたうち回っているセミもこんな気分なのだろうか。

これがワイのセミファイナルや!!!真冬やけども!!!!

クソほどブンブンしてたら、通りすがりの英語わかる中国人ニキが「どしたん、話きこか?」で近寄ってきてくれた。

一縷の望みを賭けてブンブンしたら、なんと助けてくれてカウンターで中国語ゴニョゴニョ、無銭ホテルに向かうバンの待機ルームに同行してくれたのだ。

待機室。ソファーふかふか。疲れた身体に染み渡るぜ。

マジでたすかったあああああ。

急死に一生を得るとはこのことを言うんやなと。

謝謝茄子。

人間はセミよりも強いんや、すまんなセミニキ。

このシールが無銭ホテルへの招待状らしい。ほんま助かった。

話をしてると、どうやらその中国ニキも明日一緒の便でイスラマバードに向かうらしい。

1時間くらい待機してやっとバンのところへ案内してくれるニキが来たのでみんなでバンまで移動開始。

空港の出口を出て3秒、ー20℃の冷風が顔面をダイレクトアタック、もうワイのライフはとっくにゼロよ!!

ネタバレ注意報

バンまでの短い移動なのに容赦なくワイのスタミナと体力を奪っていく。

雪じゃない。固まって氷になってる。話にならん。

移動して2分、空港出口からこの距離でもう死にかけ。

いやほんまにホテルなく放り出されてたらワイは今ごろお陀仏でっせ。

何とかバンに乗ってホテルまで移動。

なんでも1時間くらいかかるらしい。

ウルムチはウイグル自治区の首都という扱いになっていて、とにかくクソでかい。

端から端まで20kmくらいあるらしいので、基本歩きでの移動は無謀。

いわんや、この極寒のなかをや。

さらに残念なことに、バンの暖房が故障してるらしく、外よりはマシとはいえクソ寒い中のバン移動を強いられた。

ウルムチって大都市だなぁ(死にかけ)

吹雪いとる。ありえん。

ワイの体力精神力は虫の息。

だんだん眠くなってきたみたい。

見えないはずの天使が見えてきたで。

ただとりあえずさっき助けてくれた中国人ニキがワイに色々話を振ってくれたおかげで、何とかホテルまでは寝ずに済んだ。

しかもそのニキ、ワイが体調がわるいことを着いたホテルのフロントに伝えてくれて、本来であれば2人部屋だったところを一人で使わせてくれるように頼んでくれたのだ。

お前がアッラーか。知らんけど。

暖かいシャワーとエアコン、ベッドがワイを熱烈歓迎してくれた。

これがなかったら本当に終わってた。

人生捨てたもんじゃないな、と生を実感していた。

ちなみに今回の旅で一番キレイで暖かかったのは後にも先にもこのホテルだった。

泣いちゃうね、ほんと。

余談だが、夏のウルムチは気温も30℃弱で非常に過ごしやすいらしい。

シルクロードで発展した都市でもあり、中国・ウイグル・イスラムの文化が融合している素晴らしい街らしい。

いつかは観光をしてみたいものだ。

そんなこんなでホテル到着は夜中12時、朝4時半にはチェックアウトをしないといけないらしく、時間は短かったがここで大分回復したのであった。

翌朝、驚異の回復力を見せつけ体調は6割型回復、暖を取ることの大事さを思い知らされた。

チェックアウトを無事済ませ、行きとは別のバンでウルムチ空港に戻ることになった。

こちらは暖房が効いて非常に快適。

そのままウルムチ空港に到着してチェックイン、搭乗までスムーズにいくのであった。

搭乗前に食った魯肉麺。あったけぇもの歓迎。

ウルムチからイスラマバードまでは3時間、その間に機内食を堪能。

あれ、中国南方航空もしかして下馬評よりかなり良い航空会社なのでは??

ワイはここで中国南方航空のことが好きになった。

中国南方航空、機内もきれいでオヌヌメやで。

そしてイスラマバードまであと1時間と迫ったとき、窓から見えるは8000m級のヒマラヤ山脈、カラコルム山脈の山々。

この光景はネパールとかウイグル地方にいかなみれん。是非生で見て欲しい、すごいから。

こ、これがかの有名なヒマラヤ山脈!進○ゼミで見たでこれ!!

パキスタンにはかの有名な世界で2番目に高い山、K2もありますからなぁ。

そういえば機長があれがK2ですみたいなの英語で言ってた気がしたけど、どれがK2かわからなかったんすよね。

ちなみにK2の名前の由来はK(カラコルムで)2(番目に見つかった山)らしい。

そんな雑な付け方でええのか?

いつかは間近で死の山を見てみたいものよ。

そんなこんなで無事(?)イスラマバード国際空港に到着。

ふつうにでけえ。

しかもめっちゃきれい。

おいおいパキスタン意外と金もってんか??

残念ながら中の写真は撮ってない。

空港によっては軍事機密撮影の容疑で拘束される可能性もあるからだ。

そんなリスクをこんな体調不良【極】で試したないわ。

ビザの件もあり心配だったイミグレは難なく突破し、いよいよ出口、パキスタン上陸へ。

一難去って百難くらいの初のパキスタン旅が、ここに来てようやく幕を開けるのである。

〜第2章 イスラマバード1日目に続く〜

コメント